行ってみたい国

ぜんすけ

2011年06月07日 00:59

私は、ギネスビールが大好きです。
アイルランドの国章の反対のハープがロゴになっているビールです。

普通のビールだと泡はまっすぐ浮上しますが、
ギネスビールは、炭酸ガスと窒素ガスが上下に対流し、
窒素ガスは微細な泡をかもし出し、静まり、
グラスの上にクリーム状の泡の冠ができます。
これによって、炭酸ガスや香がもれなくなるそうです。

友達の中には、ギネスビールが納豆臭いとか言う人もいるのですが、
私は、このビールのコクと柔らかい泡がなんとも言えなく大好きです。

ギネスの創始者、アーサー・ギネス氏は、1759年にアイルランドの
ダブリン市内の、使われていない醸造所「聖ジェイムズ・ゲイト」の、
広さ4エーカー(約1万6000平方メートル)、
賃借の一時金100ポンド、毎年の賃料45ポンド、
期間9000年間で借り受けたそうです。

当初は、エールビールを製造し、
イギリスで人気があったポーターと呼ばれる黒ビールの製法を工夫し、
イギリスに輸出を始め、インド、アフリカ大陸、アメリカ大陸まで輸出されました。
同じ素材で、力強い・豪胆なを意味するスタウトを開発。
1936年イギリスにギネスの最初の工場を建設。

1パイントのギネスを飲むと、体調がよくなると言われ、
手術後の患者や、献血者、鉄分が多いことから妊婦さんにも勧められたそうです。

その後、ギネスの醸造所は、50にまで及び、100カ国以上で販売。

聖ジェイムズ・ゲイトの工場も約68エーカー(約27万5000平方メートル)に拡大され、
13kmに及ぶ鉄道線路まで敷かれて、小さな蒸気機関車が走り回っていたそうです。

この工場内にギネスの博物館(StoreHouse)があり、
ギネスの歴史、製造過程などが見学でき、
実際、ギネスビールを自分で注いで飲んでみたり、
7階の360度ガラス張りの大きなパブでダブリンの町を眺望しながら飲んだりできると聞きました。

アイルランド
聖ジェイムズ・ゲイトの工場【The Guinness Brewery and Storehouse】
いつか行ってみたいな~

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